雪中キャンプ

　2月のことだが某有名アウトドアショップのスタッフの方々と山口県宇部市の某所にて１泊のキャンプを実施した。気象予報では夜より雨とのことであったので、とにかく『撤収重視』のギア選択に拘った。持参したギアリストは以下の通りだ。

○ヒルバーグ 　ソウロ（インナーを取り外したシェルのみ仕様）
○ヘリノックス 　ライトコット
○サーマレスト　Zライト　ソル
○ナンガ　オーロラライト６００DX
○ヘリノックス 　タクティカルチェアミニ
○SOTO ST-310（ST-760２本）
○プリムス　イージークック　
○キャプテンスタング　アルミローテーブル
○スノーピーク　チタンシングルマグ
○Made in TSUBAMEチタンシェラカップ
○ユニフレーム　チタン折り畳みカトラリー（スプーン、フォーク）
○LEDランタン　充電式

こうやって書き出すとかなりの品目っぽいがこれ全てコールマンのホイル付きクーラーボックス５０QTにきっちり入り、あとはソフトクーラーにビールとつまみを詰め込んで終了。ラゲージスペースが広くない僕の愛車でも余裕で収まってしまう。大型のシェルター、タープ、焚火台などは仲間が持ってきてくれるので、これだけあれば十分なのだ。
　お昼前には現地到着し寝床の設営後は深夜までのグダグダとした楽しい飲み会が始まる。その夜のメニューは鍋ということだったので角のお湯割も用意しておいた。天気が良く酒も進み、宴もたけなわであったが予報通り夜半すぐから雨・・・。流石に長時間にわたり飲み続けると眠くもなるのでいざ就寝。と物音に目が覚め辺りがあまりに明るいので朝が早いと思いつつシェルターの外を見ると、そこは異国であった。

これは朝7時ごろの景色であるが確実に１０cm以上の積雪・・・。まさに「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の一説がピタリ当てはまる朝であった。
　思いもよらぬ雪中キャンプになってしまったが、それはそれで楽しいキャンプであった。