耐雪梅花麗
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桜の蕾も芽吹き出し「いよいよ春近し」と言った雰囲気のポカポカ陽気もいいですが、寒さがまだ厳しい2月の梅はとても逞しさを感じます。
「耐雪梅花麗」は西郷隆盛がイギリスに留学する甥の市来政直に贈った漢詩の一節です。梅の花は冬の厳しい雪や寒さに耐えた後に、春になって美しい花を咲かせ、かぐわしい香りを発するという意味です。これを人生に例えれば、人間も苦難や試練を耐えて乗り越えれば、大きく成長する事が出来ると解釈できます。
コロナ禍で予想もしなかった厳しい毎日にみなさん歯を食いしばりながら頑張られていると思います。私も例外なくそうですが、今のこの困難を耐えて乗り越えた時に待っている大きな成長を目標に日々頑張っていこうと思った土曜日の午後でした。